薬用ハイドロキシアパタイト

薬用成分として認可されるまでの歴史

1.ハイドロキシアパタイトとの出会い

ハイドロキシアパタイトとの出会い

1970年代、商社としてスタートしたサンギは、特許の売買を行うなかで米国家航空宇宙局(NASA)の技術に注目しました。

宇宙飛行士は無重力の環境下で歯や骨がもろくなる問題があり、NASAは歯と骨の主成分ハイドロキシアパタイトを補う様々な研究を進めていました。

1978年、サンギはNASAのひとつの特許をヒントに、歯をみがきながらその主成分であるハイドロキシアパタイトを補う、世界初の「修復型歯みがき剤」を発案し、研究開発をはじめました。

2.アパタイト歯みがき剤の開発

アパタイト歯みがき剤の開発

サンギはハイロドキシアパタイトが歯と同じ成分なら、歯みがき剤に配合すれば唾液の働きとあいまって、成分補給として歯の表面にすりこまれるのではないかと考えました。

そして世界初「修復型歯みがき剤」のためのハイドロキシアパタイトを独自技術と努力で合成することに成功し、さらに最初は不信感を抱いていた歯科大学や歯みがき剤の製造メーカーを説得し、ハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤の開発を進めました。

1980年に、当時は世界で最も高い歯みがき剤として、世界初のハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤「アパデント」が誕生しました。

3.新薬用成分の認可

新薬用成分の認可

サンギ独自のハイドロキシアパタイトが、むし歯予防効果のある薬用成分として承認されるには、およそ15年かかりました。

基礎実験や、1980年代2つの大学に委託した大規模な治験のデータを得るのに長年研究を重ねました。

1993年 旧厚生省よりそのハイドロキシアパタイトの3つの作用によるむし歯予防効果が認められ、薬用成分「薬用ハイドロキシアパタイト」として認可されました。

薬用ハイドロキシアパタイトは① 歯垢の吸着除去② 歯面の微小欠損の充填③ 表層下脱灰部の再石灰化という、3つの作用によるむし歯予防効果が認められています。

薬用ハイドロキシアパタイト

  1. ハイドロキシアパタイトとは
  1. 薬用ハイドロキシアパタイトとは
  2. 認可までの歴史